海外製のUSB付コンセントは危険?自分で交換すると危ない不具合が起こる可能性がある。

今回のご依頼はタイトルとは全く関係なく、リビングにある2箇所のコンセントが通電しないというお問い合わせから始まりました。

数日前から電気テレビや携帯の充電器用に使用していたコンセント2箇所が使えなくなってしまい、一度他の電気屋さんに調査を依頼したことの調査費用だけがかかって原因を特定できませんでした。

それでも生活をするにあたってあまりにも不便の上配線の断線などによる火災も怖いため弊社にお問い合わせをいただき、現地の電気調査をさせて頂くことになりました。

現地を確認させて頂いた際に37Vの電流は流れてましたが、これはコンセントに繋がっている線2本のうち1本が抜けてるな〜、、、という判断に至りました。

コンセントの中身を確認しても異常なし。

他に思い当たる節は分電盤にあるブレーカーのみだがそちらも異常なし。

他に家具や家電の裏に隠れているコンセントはありませんか?

とお客様にお尋ねしたところ、食器棚の裏に使っていないコンセントがあるとのことで、食器棚の中身が割れないように取り出してもらい、隠れているコンセントを確認したところなんと。。。海外製コンセント

上記のお写真の通りコンセント本体に接続されている黒の線の片方がほとんど抜けてしまってる。。

これは電気が使えないだけの問題ではなく感電や火災の危険性が高い状態。

その上このコンセントはオーナー様の趣味でUSB差し込み付きの海外製のコンセントで、電気工事士の資格を持たないオーナー様がご自身でDIYで交換されたものとのこと。。。

その上コンセントについている電線を止めるネジが日本の規格である単線1.6mmという電線を止める程の長さがなく、接続し直そうとしても電線がすぐに抜けてしまう状態。

しっかりとした知識と資格を持った電気工事士が施工を行えばこういったことになる前に正規なものの取り付けを提案できたと思います。

ちなみにパナソニックなどの日本製のコンセントでもUSB付きのものがありますのでご興味ある方は是非ご検索やご相談下さい。

まとめ

必要な知識・資格を持たずに気軽な気持ちで電気工事を行うと、自分だけではなく周りの方にも迷惑かかる事が多々あります。
業者さんにお支払いする費用をもったいないと思い大事に至ったケースも多々ございます。

どうか電気工事業を所持しており電気工事士が所属している会社にご依頼をするようにしましょう。

弊社合同会社ローマ電設は登録電気工事業を所持し、各作業員が電気工事士を所得しております。
コンセントや電気工事でどこに頼んでいいのかわからない場合などはご気軽にお問い合わせの上ご相談下さい。

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